インスタグラムのフォロワーとは！？
現在、特に若い世代に爆発的な流行を見せている「インスタグラム」ですが、使い方自体は非常に簡単です。SNSである以上、このサービスを利用する大きな目的は「人とつながること」であり、時間や場所に関係なく友人とつながることができるというが魅力です。過去に隆盛を極めた大手SNSサービスに関しては、現在もなお膨大な利用者を抱えている人気ツールのままですが、ニーズごとに市場が分かれたというのが現在の状況です。
「インスタ映え」という言葉が流行り始めてからすでにしばらくの時間が経っていますが、要するに「見栄えのする写真（フォトジェニック）」を掲載することによって多くの人からの反応を得ることができ、それによって自身のページが価値のあるもののように感じられる状態が起こります。実際にどういった変化があるのかというと、「より多くの人が自身が発信した情報を見るようになる」という変化が起こります。
自身が発信する情報に対して興味を持っている人のうち、「更新を把握できるような設定にすること」または「直接コンタクトが取れるような状態にすること」を「フォロー」といいます。フォローすることによって相手とSNS上で直接つながることができるようになり、情報更新をすぐに察知できるだけでなく、直接的なメールのやり取り（SNS上）をすることも可能になります。
「フォロワー」とは、自身のことをフォローしてくれている人のことを指しています。自身が興味を持ってつながりたいと思っている相手は「フォロー」、自身に対して興味を持ってつながりたいと思ってくれている相手は「フォロワー」となります。
売れっ子芸能人など、特にインスタでの発信が高く評価されている場合には「フォロワー数百万人」という状況は珍しくありません。一般人ならば数万人が関の山といったところですが、自身に興味を持っている人が増えることはあらゆる分野に役立てることができます。
ここ最近、インスタを利用して行うビジネスが非常に盛んです。これまでにもSNSや無料コミュニケーションツールを使ったビジネスは行われてきましたが、近年のインスタを利用したビジネスの成長率はすさまじく、今やそのためだけにインスタのアカウントを持つ人もたくさんいます。簡単に表現するならば、「無料で使える広告（販促ツール）」がインスタであり、ときに莫大な利益を生むこともあります。
10人にしかフォローされていない状態ならば、何らかの情報を発信したときに間違いなく訴求できる人数は10人しかいませんが、10万人にフォローされている状態ならば10万人が発信した情報に触れることになります。それが「新発売の商品」であれば、「フォローしている」というだけの理由でいち早く情報を知ることができるので、それが直接購買意欲につながる可能性もあります。
企業が何らかの商品を売ろうと思ったときには、「テレビCM」「ラジオCM」「雑誌の広告」「新聞の広告」「街頭でのチラシ配り」などさまざまな方法で販促活動を行います。すでにその方法は確立されていて、状況に応じて適切だと判断できる方法をチョイスして実行するだけになっていますが、いずれの方法にしても相当なコストが発生します。
たとえば、テレビCMを利用する場合には「広告料」が莫大です。ゴールデンタイム中のCMであれば、わずか15秒程度で100万円を超えるコストがかかってしまうことも珍しくありません。一定のコンセプトを提示しておけば、後はテレビ局が上手にCMを作成してくれるという使い方も可能ですが、費用面の負担については非常に大きいことが特徴です。
該当でのチラシ配りで販促活動を行おうとする場合には、テレビCMのように莫大な広告料が発生することはないものの、「チラシを配る人の採用コストおよび人件費」が必要です。すでにいる社員またはアルバイトに販促活動を依頼する場合には採用コストは発生しませんが、一人当たり時給換算で1000円程度のコストが発生する場合であれば、1日8時間、10人のアルバイトを雇用していれば8万円のコストがかかります。
金額だけを比較すれば圧倒的に安く済むような印象もありますが、「広告効果」（いわゆるコストパフォーマンス）を考慮する場合には、必ずしも8万円が安いとは言い切れなくなります。広告活動の目的は「商品を知ってもらうこと」であり、活動によってその効果があまり発揮されないということになればコストパフォーマンスは悪化します。
インスタを使って商品のプロモーションをしようと考えるならば、まずは自身のページに「商品の紹介やPRを書き込む」ことになります。コメントとして書き込むこともできますが、「リスティング広告」のようなイメージで商品を紹介するWEBサイトを紹介する方法が効果的です。そもそもWEBサイトは開設するつもりであるならばなおさら、少ないコストで多くの人に商品を訴求できる分だけ「フォロワーが多い」という状況が生きてきます。
