インスタグラムのライブ配信とは！？
若者を中心に日本でも大人気のインスタグラムは、写真と動画に特化したSNSとして有名です。
世界の月間アクティブユーザー数は8億人以上で、日本国内の月間アクティブユーザー数は2000万人以上になっています。
2年間で2倍以上も成長したのには、様々な理由があります。テキストよりも画像の方が一瞬で伝わります。
外国の人に何かを言葉で伝えようとすると語学力が必要になりますが、写真であれば相手がどの国の人であっても瞬時に伝わります。
誰にでも伝わりやすい写真や動画をコミュニケーションの中心にしていることに加えて、ストーリー機能やライブ動画機能の充実ぶりも急成長の理由のひとつです。
ストーリー機能は、通常のタイムラインとは異なる枠で写真や動画を共有できる機能です。ストーリーの投稿は、画面上部にある専用の枠に表示されます。ストーリー機能の大きな特徴のひとつが、時間制限です。投稿された写真や動画は、24時間たてば消去されます。
自分が投稿した写真や動画は、共有したいと希望する人だけに見せることができます。
ストーリーには、通常の撮影モードの他にライブやハンズフリー、ブーメランなど様々な撮影モードがあります。撮影モードは簡単に切り替えることができます。巻き戻しモードも追加されて、さらに使いやすくなっています。
撮影が終了すると編集画面で編集することができます。一般の写真と同様に、フィルターをかけて加工することが可能です。
文字も入れることができ、入力が終わったら文字を好みの大きさに調整できます。ペンのアイコンをタップすれば、自由にラインを描けます。ペンは通常のペン以外に光るペンやマーカーも選べます。
ストーリーには、ギャラリーから選んだ写真や動画も使えます。
撮影と編集が済んでストーリーを投稿した後に、再び撮影を行って投稿すれば連続した形で表示されます。
ストーリー用の投稿は24時間たてば自動的に消去されますが、その前に手動で削除することもできます。
自分が投稿したストーリーを見せたくないユーザーがいる場合は、非公開設定を行います。設定画面を出して非公開にしたいユーザーにチェックを入れるだけなので簡単です。
ストーリーを見て内容を気に入った場合は、投稿者にメッセージを送ることもできます。このメッセージはダイレクトメッセージなので、送った人と送られた人だけがメッセージの内容を確認できます。
テキストメッセージだけでなく、フィルターを利用して編集した写真や動画で返信することも可能です。
誰かがストーリーを見た場合は、投稿者に伝わります。投稿者は、ストーリーを見たユーザーをストーリーごと確認できるようになっています。
ライブ動画を配信する機能も人気が高いです。この機能はリアルタイムで動画を配信できる機能で、日本では2017年1月17日より利用が可能になっています。
リアルタイムで動画を配信すると、フォロワー全員に通知が届きます。動画配信が始まると、LIVEの文字が表示されます。生中継の間は、視聴しているユーザーのコメントを見ることができます。自分のパフォーマンス動画を配信して反応を見ることも可能なので、アーティストにとっては注目を集めるチャンスでもあります。
自分がフォローしている相手がリアルタイムで動画を配信した場合、LIVEのアイコンをタップすればすぐに視聴することができます。
自分がリアルタイムで動画を配信したい場合は、まずストーリーの作成画面を表示させてライブ配信を選択し動画の配信をスタートします。動画配信を始める前にはカウントダウンがあるので、余裕をもって配信できます。
動画の配信では、前面のカメラと背面のカメラを使うことができるので便利です。前面のカメラを使えば、撮影の状況を確認できます。
コメントは、配信画面の下部に表示されます。コメントが邪魔になると感じた場合は、コメントを拒否することもできます。
昔は、リアルタイムでの配信を見逃してしまうと再度その動画を見ることは不可能でしたが、現在は新しい機能が追加されてリプレイ動画を共有できるようになっています。リプレイ動画は、ストーリーの投稿として表示されます。
最近は、個人だけでなく企業も生中継できる機能を活用しています。
フォロワーと密なコミュニケーションを簡単に築くことができるインスタグラムは、次々と新しい機能を搭載して使いやすくなっています。
写真に特化したSNSとして登場したインスタグラムですが、魅力的なフィルターやストーリー機能、リアルタイムで動画が配信できる機能により着実にファンを増やしています。
